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めぐれメタルの冒険

1 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 13:44 ID:K56kGfVT
はぐれメタルは冒険に出かけました



2 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 13:48 ID:W5LR6BIh
はぐれメタルは仲間にめぐり合い、めぐれメタルになりましたとさ
めでたしめでたし

3 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 13:49 ID:nhHo80nZ
はぐれメタルが現れた

4 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 13:51 ID:gnn6NURw
旅の戦士に目を付けられ魔人斬りがHITし、戦士は経験地10000を手に入れ
レベルうpし。はぐれメタルは死にますた。

はい終了。


5 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 13:56 ID:KRItxR/0
なんとはぐれメタルは起き上がりこちらを見ている!!
はい再開

6 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 14:00 ID:W5LR6BIh
旅の戦士ははぐれメタルにトドメをさした!

はぐれメタルは2度死ぬ編 〜完〜

7 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 14:02 ID:gnn6NURw
仲間にしますか?    はい
           →いいえ  ピッ! 

はぐれメタルは寂しそうに去っていった。

はい終了。

8 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 14:03 ID:KRItxR/0
旅の戦士の前に再びはぐれメタルがあらわれた!!
              ▽
はぐれメタルのこうげき!!!旅の戦士に19のダメージをあたえた!

9 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 14:09 ID:wpSz5rMB
なんと旅の戦士は起き上がり仲間にして欲しそうにこちらを見ている
仲間にしますか?

     →  はい
        いいえ

10 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 14:14 ID:i0b+P4dP
なんか即効で終わらそうとしている空気にワロタ


11 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 14:20 ID:87O7c330
はぐれメタルAが現れた!
はぐれメタルBが現れた!
はぐれメタルCが現れた!
はぐれメタルDが現れた!
みんな兄弟だった!

12 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 14:22 ID:wpSz5rMB
皆でめぐりメタルになった。
めでたしめでたし

13 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 14:33 ID:bhlC/7f8
2get

14 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 15:12 ID:08FA3LVe
>>13
不覚にもワロタ

15 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 15:46 ID:wpSz5rMB
>>14わらた

16 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 15:49 ID:t77yRIIp
ワレタ

17 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 16:12 ID:87O7c330
コアラ

18 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 17:03 ID:uSjOPVx9
はぐれコアラが現れた

19 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 17:19 ID:nhHo80nZ
よく見たらスレタイが、めぐれだぁぁぁぁぁぁぁ!

これに気づいた俺 頭良いね

20 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 17:26 ID:87O7c330
はぐれメタルが現れた!
はぐれメタルが表れた!
はぐれメタルが洗われた!


21 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 18:14 ID:rGUm75Zy
はぐれメタルって、いつ・どこで・誰とはぐれたんだろう。
もしかしたら、hugれメタル (抱きつけスライム) だったりするのだろうか。


22 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 18:21 ID:F41gXCcY
>>1
素で間違えたのか??

23 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 18:27 ID:vXjjDa/2
>>21
「メタルスライムの群れからはぐれた」ってどっかで見た

24 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 18:39 ID:9V0qZW/q
はぐれメタルが萌えた

25 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 18:41 ID:rg6jPF50
>>23
つまり略して
『めぐれメタル』

>>1頭いいな

26 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 18:58 ID:GqUw1A8N
はぐれメタルが…、あら? 割れた!!

27 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 21:52 ID:i0b+P4dP
たぶん>>1は↓のような意図で立てたんじゃないかな

【旅立つ前には】勇者誕生?【準備が必要】
http://game5.2ch.net/test/read.cgi/ff/1077150081/


28 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 22:48 ID:eXd7MQEx
というか正直このスレ開いたときは期待して開いた。
はぐれメタルの冒険・・・結構面白いかも?って。

でも1が盛り上げないことには盛り上がりようがないな。

29 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/08 23:51 ID:gnn6NURw
このスレを1000まで盛り上がらせる神は現れないのか?

ああ哀れすぎる・・・。(このスレが)

30 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/09 00:28 ID:F8MF8Wx6
僕はぐれメタルのはぐりん。

逃げ足の速さと体の丈夫さが自慢さ。
お母さん、こんな体に生んでくれてありがとう。

でも僕、仲間のメタルスライムたちとは違ってなんか体がおかしいんだ。
どろろっしてて波打ってる。バブルスライム君たちみたい。
病気なのかな・・・。

仲間からは体質のせいで煙たがれるし、
お母さんはこの間、自称勇者の上半身裸のパンツ被った変態に殺されっちゃったんだ。
その変態に限らず、人間は僕らを見ると血眼になって襲ってくるんだよね。

なんでだろう?
ぼくらは何も悪いことしてないのに・・・。

その変態のことは許せないんだけど、お母さんが死に際に「元気に生きろ」って言ってくれたから
思い切って旅に出ようと思うんだ。

どこか僕を迎えてくれるところはあるだろうか。
僕、体の割りに臆病者だから外に出るのも怖いんだけど、がんばって進んでいくよ!

ここは1〜2日に1レス僕の冒険日記を書くのに使ってもいいかな?

31 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/09 00:41 ID:tqemEgkC
目暮目樽の冒険

32 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/09 01:34 ID:7H5Jrcyj
GO

33 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/09 02:10 ID:NgJLZpLE
メメの奇妙な冒険

34 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/09 02:52 ID:iVKS3ARx
メメの初めてのお使い


35 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/09 06:12 ID:62W+9lkE
     .,,......、         ..,,                           ,,,,,_             ....,,_
     `゙ヽ `'i         ゙l `',                     `l `'j 、          ゙l  l
      .,!  .! ,‐..,      / ,/ .!\                  ,,、  l  /ゞ`'i        ! .l-、 ._
      .,!  ゙'"  l  .ト.. -'''゛ ._,、`'、ヽ.\       _,     ヽ ̄   ._..-'゙ __.  .l゙''''″ .,/r'"  . \
      !  ,i--'"゛  .ヽ .,,、 ./ | │..l  l i、._.. ‐''",゙......,.`''、,   `''フ /゛.,./ "゛ .`l, .ゝ v  '"./⌒';;  .l
      !  .!      ゛/ /  |  .l  | │ヽ  ,/   `i. .l   ./ / '゙‐'' フ_.-‐′  ./  ./     .!  .!
    _,,,,,,,)  |      /  /  .l゙  l゙゙ヽ,  .|  `"      .!  !   /  !  .,、″     /   .|    │  !
  /..,,,,,_.   `''-、   /  i,゙ ./   !  ゝヾ        /  l  ./  ,!  /.!      /  .i  | / ̄`"  /
  | .'(__./  .,、  `'、 /  / ゙i`"  /             _/ ./   i′ l゙ | ゙―-‐⌒゙' l、 .ヘ´  ,!|  〈,゙>   `、
  .ヽ,、   _./ `'-、,,ノ .ヽノ  .! ,./            _,;;;;'  ,-‐´   .l ./   ヽ、    _ノ.″ ! ./ ヽ、  _..-、 ノ
    . ̄´               ´             ̄       `゛     .`゙゙゙゙゙゙´    `´    ̄   `゛


36 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/09 23:30 ID:F8MF8Wx6
二日目。今日家を出たよ。
昔から住んでる小さいだけの洞穴だけど
色々思い出があったなあ。

いざ離れるとなると悲しい物だね。

とりあえず宛てはないけどぶらぶらしてみる事にする。

・・・と、どうやらスライム君たちの縄張りに足を踏み入れてしまったみたい。
いきり立ってるスライム君たち三匹に囲まれちゃった・・・。こわぃよぉ。

ごめんなさい出て行きますといっても聞きつけてくれない。
お母さんがスライムは一番弱いって言ってたけど僕じゃ十分殺されちゃうよ。

そのうち真ん中の一匹が体当たりしてきた!
痛っ!ぐっぐすっ。やっやられる?

逃げなくっちゃ!
しかし、回り込まれてしまったみたい・・・。
三匹に次々と体当たりを食らわされる。
平気な物もあれば痛い物も・・・。

37 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/09 23:33 ID:F8MF8Wx6
やばい。このままじゃほんとうに殺されちゃう。
戦わなくっちゃ。
でも・・・どうしよう。いつもはお母さんが傍らにいたけど今は僕だけだ。

ボーっとしてる間にまた袋叩き。痛い!

こうなったらあれだ。僕が使える数少ない呪文。あれを使うしかない。
怖いけど・・・今は目をそらしちゃだめだ!

敵の一体、右端に狙いをつけて呪文を唱える・・・。
「メラ!」
何とか当たったみたいでスライム君が焦げて倒れちゃった。
でも他の二匹はまだ戦うみたい。

スライム君たちの攻撃をかわしつつメラを唱える。
真ん中のスライムの迫力にビビリながらも最後の一匹に「メラ!」

なんとか勝利することが出来たみたいだ。
周りを見渡せばハンモックがある。
今日はここで眠らせてもらうことにする。

明日はどうなるんだろう。友達できるかなあ?
・・・zzZ

38 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/10 00:22 ID:ryL+7cSI
めぐりん'`ァ(*´Д`)'`ァ

39 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/10 01:55 ID:VWGurBDg
めぐれ警部!

40 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/10 02:03 ID:ODL+Pezv
zzz・・・


・・・・実はだまってたけどアンタはメタルスライムだったんだよ
その証拠に・・・・

41 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/10 03:40 ID:kQ0WV+ZQ
井出らっきょより足が速い!

42 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/10 06:20 ID:9/YsVogS
ポカーン(゚Д゚)

43 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/10 09:10 ID:SKGvf9iu
いまだ3げっと!!!

44 :名前が無い@ただの名無しのようだ :04/03/10 16:13 ID:ZpRVtkee
はぐれメタルの使う魔法ってギラじゃなかったけ?

45 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/10 19:43 ID:/K7QR572
続編期待age

46 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/10 19:46 ID:bOovdNKN
>>19
実は>>2ですでに気付いてる

47 :メメたん:04/03/10 20:18 ID:SiKqOdu2
メメたんは人間になりたいはぐれメタルなの♪
ずっと昔に人間と旅をして、人間になったホイミスライムがいたんだ♪
だから人間になるためにメメたん、人間と旅をしたいんだけど…
メメたんすぐに逃げ出しちゃうの♪
てへっ♪

48 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/11 00:20 ID:QlgNkXnK
三日目。目が覚めたので更に進んでいくことに。
無事外を出て初めての夜を過ごせました。
でも目的地がないのは寂しい・・・。

木の枝を放り投げて出た方向に向かうことにする。
西の方向を指してくれた。
家の方向でなくてよかった。ありがとう枝君。

少し歩くとおおガラス君やスライム君たちに囲まれた。
でも昨日の事もあってビビリながらも積極的に攻撃してみることにする。

迫り来る彼らをかわしつつ、「メラ!メラ!メラ!」
昨日と違ってほとんど無傷で勝利することが出来た。
もしかして僕、ちょっと強いかも♪

調子に乗ってスライム君達を倒しつつ更に進んでいく。
もちろん話しかけるんだけど相手にされない。
そんなに僕って変わり者なのかなあ。

だいぶ歩いたところ少し大きな森が見えた。
うーん。ここなら僕を受け入れてくれるモンスターがいるかもしれない。

49 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/11 00:22 ID:QlgNkXnK
ぶ〜ん。うん?何か羽音のような音がする。
ぶ〜ん。ぶ〜ん。ぶ〜ん。

うわっ、リザードフライの集団だ!
母さんから聞いた話だと、その昔勇者を幾度となく恐怖に陥れたというモンスター!

さっと物陰に隠れる。
しかし既に遅かったようだ。覚悟を決めて話しかける。
「こっこんにちは。」
「その名声は僕の家にまで響き渡ってますよ。」
「えへへっ。そんな怖い顔しないでくださいよ。いやだなあ。」

・・・へんじがない。ただのしかばねか?彼らは。
などと思っているうちにまたまた囲まれてしまった。
うぅ。戦うしかないのかぁ。

一匹のリザードフライが片手を挙げた!
うわあぁぁぁぁ!やられるぅ!

「ギラ!」
呪文の声と共に閃熱が掛かってくる。
えっギラ?僕の体にはギラなんて効かないよ〜。

しかし彼らはギラばかり連発して唱えてくる。
これしか攻撃手段がないのかな?

やられるわけには行かないので今のうちにちびちびと攻撃していく。
今まで温存していたギラですら、こちらも唱える!

50 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/11 00:27 ID:QlgNkXnK
・・・時間が掛かったが、なんとか追い払うことが出来たようだ。
もう夜だ。20発はギラを受けたかもしれない。
うーん、なんで昔の勇者はあんまり強くない彼らに苦戦したんだろう?

ああ、今日はいっぱい魔法を使ったせいか大分疲れてきちゃったな。
しかし今まで見た事がなかったモンスターを見ることが出来たんだ。
もしかしたら・・・もしかしたら、ここには僕のようなモンスターもいるかもしれない!
自然と期待が高まる。ドキドキ。

何か見落としている物はないかと周りを見渡す。
しかし残念ながら樹木と毒の沼があるだけ・・・。
あとは土や岩が転がっているだけだ。
あえて言うなら普通の森よりも毒の沼が多い気がする。

もう夜中・・・。いつもならもう眠っている頃だけど・・・
心臓の高鳴りが押さえきれず、暗くてジメジメしてる、
でも一方で一筋の光でも見えているかのような、そんな森の奥深くへと僕は進んで行く決意をした。

51 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/11 03:48 ID:tVZH8PeI
巡り会い宇宙メタル

52 :名前が無い@ただの名無しのようだ :04/03/11 12:30 ID:sy8I6Xg6
次回ついにはぐりんの秘密が明らかに

「これは・・・いったい僕は何者なんだ。そんな・・・」



次回予告「僕は下痢」

こう、ご期待

53 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/11 12:40 ID:kAidzUSq



>> はぐりん  ◆F/WveZadCU
イイヨイイヨー(・∀・)

54 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/11 22:31 ID:QlgNkXnK
四日目。
暗闇の中だけど少しずつ目が慣れてきたみたい。
森の入り口に比べて同じ夜でも闇が全然深い・・・やっぱりこわい。

「キィィャアォ!!!」
わけの分からない生き物の叫び声が聞こてくる。
怒涛の声なのか、断末魔なのか・・・。

毒の沼を避けて奥へ奥へ歩いていく。
体力のない自分には毒の沼は危険極まりない。

そろそろ森の奥へ近づいたかなあ?
とそう思ったとき大きな毒の沼に出た!
毒の沼・・・毒の沼といえば・・・もしかして・・・。
どうやら予想通りのようだ、緑色の物体に周りを囲まれてしまった!

自分のような液状の体、つぶらな瞳、間違いない!
バブルスライム君たちだ!
彼らなら僕を受け入れてくれるかもしれない!

55 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/11 22:33 ID:QlgNkXnK
恐る恐る話し掛けてみることにする。
「こんばんわ。夜分遅くすみません。」

・・・返事がない。
「僕、もしかしたら皆さんの仲間かもしれないんです・・・。」

やっぱり返事がない・・・とそう思ったとき、
正面のバブルスライムが口を開いた。
「色が違うよ。」

僕、「でも液状だし・・・、元々一緒だったらメタルスライム君たちには仲間じゃないって言われるし・・・。」
「何よりこんな体の作りしているのは皆さんくらいしか・・・。」

バブルスライム「君は毒攻撃なんて出来ないだろう?違うよ。」
他のバブル君たちも口々に話し出す。
「出て行け!」「こいつも我々を襲うに違いない!」「外の者は出て行け!」

痛い!しゃべり出したとほとんど同時に僕に襲い掛かってきた。
うぅ。彼らも僕と友達になってはくれないのか・・・。

更にバブル君達の攻撃が続く!
痛い!それにまずい!
もしこんなところで毒を受けたら・・・死ぬしかない。

とりあえず戦わなくっちゃ!
「ギラ!」
バブル君たちの一グループが蒸発する。
他のバブルスライム君たちが戸惑いを見せる。

僕も旅に出てから何人もの難敵と戦ってきたんだ!
簡単にやられてたまるかぁ!
「ギラ!」「ギラァ!」

56 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/11 22:35 ID:QlgNkXnK
戦いが始まってしばらくするとバブルスライム君たちがぴーぴー言い出した。
なんだろう?

んー?あっ、まった!わかった!
ここに大きな毒の沼がある・・・。
もしかしてここ・・・彼らの巣なんじゃあ?
まずい!今敵が増えたら・・・本当にやられる!

戦うのを止めて逃げることにする。
しかし周りを既に囲まれていて逃げられない!
仕方ない。入り口の方に居るバブル君達を倒して逃げよう!
「ギラ!」
あれ・・・何もおきない?

「ギラ!・・・うぅギラ!・・・ギラァァァ!」

そういえば脱力感が・・・。昼間、調子に乗って魔法を使いすぎたのか!?
しかも今日は一睡もしてない・・・。

魔法が使えないことに気づいたのかバブル君達が距離を縮めてくる。
一斉攻撃をするつもりか?

多少攻撃を受けても仕方ない、強引抜けるしかない。
しかし、逃げようとして背中を向けたのがまずかった・・・みたい。
バブルスライムの一撃を背中に受ける・・・そして徐々に体に痺れが・・・。

57 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/11 22:37 ID:QlgNkXnK
毒を受けてしまったようだ。
自分の息が荒くなっていくのが分かる。
しかも次々と攻撃を受けていく・・・。

にげないと・・・早くにげないと・・・。

しかもバブルの仲間達がやってきてしまったようだ。
やばい。ここ・・・を・・・はなれない・・・と。

しかし執拗な攻撃を受け体はほとんど動かない・・・。
意識も遠のいていく。

死ぬ・・・。殺される・・・。いやだ。
死にたくないよ・・・。うぅ、やだ。友達も居ないまま死ぬなんて・・・。
こんな最後なんて・・・。やだ。やめて、もうゆるして・・・。もう来ないから。だから。

はぁはぁ、痛い!その痛みも徐々に感じなくなっていく。
謝る声すらもう声にならない。
しかしバブル君たちの攻撃はやまない・・・。

「や・てあげ・!」
何だろう?叫び声が聞こえる。新しく来たバブル君達のほうからだ・・・。
「侵・・・者だぞ!」
意識がはっきりしなくてなんていっているのかうまく聞き取れない。
「前い・てた人はこ・・・なんだ。」

・・・だめだ。もう・・・限界だ・・・。

58 : ◆6bNTbVbZ5I :04/03/11 22:37 ID:C9v38zHH


59 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/11 22:39 ID:QlgNkXnK
誤字スマソ
元々一緒だったらメタルスライム君たちには仲間じゃないって

元々一緒だった、メタルスライム君たちには仲間じゃないって

60 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/11 23:49 ID:38eezDVn
(;・∀・)ドキドキ…

61 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/12 11:00 ID:eXOaHHRz
はぐれメタルってHP少ないから毒受けるとすぐ死ぬよね・・・・大変だ!!

62 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/12 20:18 ID:BoRuxdGK
(ノД`)ノシ)Д`)バシバシ

63 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/13 00:49 ID:dOZAFUVK
真っ暗だ。
何も見えないし、何も聞こえない。
いや、どこからかズズズーズズズーと鈍い這いずり回るような音が聞こえる。

音のするほうを振り向くと・・・うわっ!
山のように大きなバブルスライムが僕を踏み潰そうとしている!
急いで逃げるが引き離せない。
しかも正面からも大きなバブルスライムが・・・いや、左右にも居る!

逃げ場がない!踏まれる!踏まれる!
うわあぁぁぁ!

額から汗が流れる。叫び声と共に目が覚める。
どうやら夢を見ていたみたい。
まだ少し頭が痛い。気だるさも残っている。

草の布団の中に居る自分に気づく。

声を聞きつけたのか一匹のバブルスライムが近寄ってくる。
「こんにちは。大丈夫ですか?」
「僕です。バブすけです。何時ぞやはありがとうございました。」
「他のみんなはあなた様の姿を知りませんからあんなことになってしまいました。」
「許して上げてください。」

怒涛のように話しかけてくる。
しかしどうも話が分からない。恐る恐る聞いてみる。
「あの・・・すみません。他の方と間違われていませんか?」

64 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/13 00:51 ID:dOZAFUVK
バブすけ「えっ、でもそんな姿のモンスターは他に居ないって聞いて・・・」

「もっもしかして、僕のようなモンスターを見た事があるんですか!?」

・・・ここまで言ってまずいことに気が付いた。
彼の僕を見る目が疑いのまなざしになっている。
きっと彼が僕をかばってくれたんだろう。そうでなければ死んでいたに違いない。
しかし僕が彼の知り合い出なければ、僕はただの侵入者でしかない。

「あの、僕悪いスライムじゃないから。変なことはしないから。」
「たまたまこの森に来ただけなんです。自分のような仲間を探して。」
「今すぐ出て行きますから、見逃してください。」

今度は僕が怒涛のように話しかける・・・いや話しかけるというよりは懇願する。

バブすけは少し考えた後、
「いいよ。気にしないでもう少し寝てなよ。あの人と同じ種族ならきっとみんなも大丈夫と考えるよ・・・。」

バブすけはここまで言って大きなため息をついた。
僕が期待していた人とは違ってショックを隠せないみたい。

そうだよね。
一生懸命かばう程の人・・・そんな大切な人に会えたと思ったのに、
それが僕のような友達すらいない・・・価値のないメタルスライムだったんだもの・・・。

沈黙が流れる。

僕が意を決して尋ねてみる。
「その・・・僕に似た人とはどういう関係なの?」

65 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/13 00:53 ID:dOZAFUVK
質問をしたとたんバブすけの目が輝いた。
「僕の命の恩人だよ!とっても強いんだ!」
「実はこの森には大分前から人間が来るんだ。それもとっても悪い二人組みが。」
「そいつらに片っ端から仲間がやられて・・・僕が襲われたときにその人が助けてくれたんだ!」

「ベギラゴンを使ったんだよ!初めて見た。身震いしたよ!」
「その人のおかげでその人間達は来なくなったんだ!」
「みんな大喜びだよ!僕はうちに来てくれって言ったけど急いでるって言って寄ってくれなかったんだ。」
「でも、最近になってまた人間が来はじめてさ・・・それでみんな外敵に敏感になってるんだ。」
「人間の一人が魔物使いだからさ。あいつの手下かと思っちゃうんだよ。」

「そうだとは知らず、近づいてごめんなさい。」
僕は謝ると同時に情けなくなってきた。
自分と同じ境遇のはずなのにこんなに尊敬されている人が居るなんて・・・。

バブスケが続ける。
「とりあえずみんなには内緒にしておくから、明日の朝早くにでも出てってもらっていいかな?」
「仲間の中には君にやられた奴の家族も居るから・・・。」
「あっ、もちろん掛かっていったのはこっちだから気にしなくていいよ」

66 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/13 00:54 ID:dOZAFUVK
そこまでしゃべるとバブすけは食べ物を持ってきてくれた。
「ありがとう。」

そういえば昨日から何も食べてない。
おいしい。心が温まる。しかしやっぱり情けなさだけは消えてくれない。

「バブすけ、その人起きたの?」
奥から声が聞こえる。
「ううん、ママ。死んだように眠ってるよ。」
「じゃあね。」

バブすけが居なくなってから・・・僕は小声で泣いた。
ある程度泣いたら、それでも自分のようなメタルスライムが
他に居るということを考えて少し嬉しくなった。

泣きつかれたのか、昨日の戦いの疲れが残っていたのか、僕はまた眠った。
今日は五日目だ。

67 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/13 22:58 ID:PJViphoG
おうえんするぞ

68 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/13 23:33 ID:dOZAFUVK
六日目。
朝早くにバブすけに起こしてもらう。
まだ薄暗い。
他のバブルスライム君たちを起こさないように音を立てず洞穴から出る。
大きな毒の沼を横切り、森の出口の方へ歩いていく。

ありがとうバブすけ君。九死に一生を得たよ。今度会った時は友達になれたらいいなあ。

森の中腹に差し掛かる頃には太陽が真上に昇っていた。
昼間は森の中でも明るいみたい。
のんびりゆっくりと歩いていく。

とその時、来た道の方からぴーぴーと叫び声が上がる。
叫び声というよりは断末魔に近い。
続けて上がる叫び声。

何かあったのだろうか?
いや、考えられることといえば一つしかない。
人間達が来たのだ!

自然と体が大毒沼の方へ向く。
しかし自分の体が歩き出すことはない。
こわい。
ぽつりと口から言葉が漏れる。
体が震える。

69 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/13 23:34 ID:dOZAFUVK
自分をぼろぼろにしたバブルスライム君たち。
しかし人間はそんなバブルスライム君たちが力を合わせても勝てないのだ。
僕に何が出来るだろうか。

・・・自分の情けなさに涙がこぼれる。
どうしよう・・・・・・・・・。
どうしよう・・・・・・。
どうしよう・・・。
どうしよう!?

答えは分かっているのだ。しかし体が動いてくれない。
ふとバブすけの顔が浮かぶ。
彼は無事だろうか。
彼は必死に僕をかばってくれた。家族に嘘をついてまで守ってくれた。
そんな彼は無事だろうか?

70 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/13 23:38 ID:dOZAFUVK
今度は震えが止まらない。
涙がかれることもない。
しかし今度は体が自然と前に進んでいる。

自問自答する。
行っても足手まといになるだけだ。
自分に聞く。
次こそ死ぬかもしれないぞ。
自分が間違ってると言い聞かせる。
もうあんな気持ちはしたくないだろう?
自分に命令する。
動くな。

その時、またぴーぴーという叫び声が聞こえる。
心なしかバブすけの声に似ていた。
もう既に体は止まらなかった。

毒の沼を避ける事よりも近道を選択する。
自分の数少ない長所の早足を限界まで走らせる。
怖さも震えも実感できるのに痛みを感じない。

その間にも聞こえるぴーぴーという声。
急ぐんだ、僕。
やっと自分を激励できた。

71 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/13 23:39 ID:dOZAFUVK
大毒沼に近づいてきた。
何歩毒の沼に突っ込んだか分からない。

居た。バブルスライムたちだ。
反対側に居るのは・・・。
モヒカン頭の戦士風の男と、メガネをかけた男。

モヒカンの男がしゃべる。
「いつまでこいつら狩ってるつもりだ?」
メガネの男が返す。
「毒々しいバブルスライム。僕達の手下にはぴったりじゃないか。」
「早く僕に忠誠を誓えばいい物を。」
モヒカン
「そうは言ってももう100匹は狩ったぜ。もう普通のスライムでいいじゃねぇかよ。」
メガネ
「スライムは一度試しに連れてみたけど、あっさりボロ雑巾になっちまったじゃないか。」
「お前のいじめに耐えれるくらいは強い魔物でないとな。ははは。」
「さあさっさと僕の手下になれ。雑魚ども。」

メガネの男が鞭を振るい、数匹のバブルスライム君たちが無残な姿になる。

こんな奴らの味方なんか、バブルスライム君達でなくともなりたくないよ!

72 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/13 23:43 ID:dOZAFUVK
息を呑む。震える体を抑えながら、前に出て叫ぶ。

「おっ・・・んぐ、お前ら!まだ居やがったのか!」
・・・内心びくびくしながらも啖呵を切る。

モヒカン
「この間の奴か!もう居ないと思ったのに!」
メガネ
「あれ以降見ないから今日は秘密兵器を忘れてきてしまいましたね。」

僕は続ける!
「で、出て行け!十秒数える間に出てかなきゃベギラゴンを食らわすぞ!」
「ベギラゴンだぞ!ベギラゴン!はぁはぁ。唱えるぞ!撃つぞ!ベギラゴン!」
「お前ら使えんのか使えるのか!?ベギラコン!俺は使えな、いやなんでもない!」

もちろん。ハッタリだ。慣れない言葉使いで舌を噛みそうになる。
お願いこれで・・・。

モヒカン
「ちっ、仕方ねぇ。出直しだ。」
メガネ
「明日、全て終わりにしてやる。お前もバブルスライムもだ!」
「一匹だけ息のいいのを選んどけ!そいつだけ生かしてやる!」

男達は走り去っていった。

73 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/13 23:44 ID:dOZAFUVK
冷や汗が流れ腰が砕ける。
歩けそうもない。

ふと気づけばバブルスライム君たちに囲まれている。
長いの沈黙を打ち破るように一匹のバブルスライムがくっついてきた。
バブすけだ。

と堰を切ったように他の者たちにもくっつかれる。

混乱して訳が分からないが、どうやらお礼を言われてるみたいだとわかった。

一時的に難は逃れたけど・・・。
問題は明日だ。

74 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/14 00:48 ID:TIfMB9HK
はぐりんがんがれ

75 :名前が無い@ただの名無しのようだ :04/03/14 02:10 ID:zCJxxmI2
             r' ̄i
  , - 、         ゙‐- '
 {   }             r'⌒',
 `‐-‐'      r'⌒',     !、_丿
  ◯      ヽ-‐'  ___
      r'⌒',   ,,r-‐'     `''ヽ、  ○
      `‐-'  /           \
      , 、 ,,/   (○)    (○)  '─--、,,   
  ,,r-─(_)     \___/    i⌒)   `,  
 (             \/     ̄  ,r‐    はぐれメタルだよ
   ̄つ    '⌒'           ,r─‐‐''     
   (´              ,r──'
    ̄ ゙̄'───--------‐'
ベギラコンは演出でしか

76 :LARK OR BRKM ◆LARKORBRKM :04/03/14 02:15 ID:3pOev74S
頑張って

77 :めぐれメタル警部:04/03/14 02:16 ID:TZ9Rhmq8
んあぁ?毛利くん、“はぐれ”の間違いじゃないのかね?

78 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/14 04:47 ID:04P9tKW2
はぐれメタルは急にメラを覚えてしまった

79 :LARK OR BRKM ◆LARKORBRKM :04/03/14 19:08 ID:gh1wz61G
>>77
目暮十三を発見
捕獲しました

80 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/14 21:54 ID:j4Jkqtq+
メタルスライムはギラを覚えていた

81 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/14 22:30 ID:11oTaqb7
ttp://www.idol-max.com/calendar2004/CL_032.jpg
ttp://dqmic.hp.infoseek.co.jp/vohzwgue/image/dqm/rippusu.gif

82 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/15 02:58 ID:AqgtlobJ
七日目。冒険に出て一週間目の朝だ。
バブすけに起こしてもらう。

昨日の夜はバブルスライム君たちと作戦会議をしたよ。
こんなに魔物としゃべったのは久しぶりかもしれない。
正直に「以前のメタルではなくメラとギラしか使えません」と言っちゃった。
みんながっかりしてたけど、一緒にがんばろうといってくれたんだ。

とにかく戦士がヤバイらしい。
そこで僕と何体かのバブルスライム君達で戦士と戦い、他のみんなで魔物使いと戦ってもらうことになった。

起きてからはバブすけと話をしながら時間を潰す。
大分仲良くなれたかもしれない。
そしてあっという間に昼過ぎになった。
そして、奴らは来た!

戦士が手に何か大きな武器を持っている。
二人を分かれさせるために戦士を挑発する。
そして逃げる。
大分距離を離れさせた。このくらいあればいいはずだ。

モヒカン「随分と手こずらせてくれたじゃねぇか。」
「だが、こいつでお前もお終いよ。」
「魔人の金槌・・・これならお前も粉砕することが出来るだろう。」
「毎回持つたびに協会へ行ってお布施を払わなくちゃいけないのがばかばかしいんだがな。」
「それも今日で最後だ。」

そこまでいうとモヒカンは大きな金槌をもちあげ振り回してきた!
さっと身をかわす。
少し前に自分のいた場所が土ぼこりを上げて粉砕される!
これで叩かれたらメタルスライムといえど絶命するしかない。

83 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/15 02:59 ID:AqgtlobJ
距離をとる。やられない間合い・・・。
絶対にあれに当たってはいけない。
「ギラ!」

閃熱がモヒカンを焦がす!
「あつ、ちぃっ。だが、ベギラゴンはどうした?」
「俺はお前を倒すためにベギラゴンに耐えれる体を作ってきたんだぜ?」

僕に使えるわけがない・・・。
「ギラ!ギラ!」
ギラで応戦する!

モヒカン「糞スライムが。まあいい、使わなかったことを後悔させてやるぜ。」

そういうとモヒカンがかなづちを振り回す。
危ない!
ギリギリの所でよける。

「ギラ!」
多少のダメージはあるようだがまるで効かない。
モヒカンに予想以上の体力が有るのだ。

そのときバブルスライムたちが背後から数匹モヒカンに絡みつく!
毒攻撃だ。

「ちぃぃ!邪魔だ!」
難なくモヒカンに弾き飛ばされる。毒も受けてない。


84 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/15 03:01 ID:AqgtlobJ
「ギラ!」
その隙にギラを唱えるが戦況は変わらない・・・。
だめだ。他の呪文を撃つしかない。
ベギラゴンは無理だけど・・・旅に出てから僕もある程度経験をつんだんだ。
あの呪文くらいなら!

考えているうちにモヒカンが金槌を振り回す!

またかわす。しかしタイミングは少しずつあって来ている。
余裕は・・・ない!

「ベギラマァ!」

声を絞り出すかのように呪文を唱える。
しかし無常にも何も起こらない。

モヒカンは一瞬驚くがにやりと笑う。
「おいおい、本当にギラしか使えないのかよ!つまんねぇな。」

メラも使えるよ!そう突っ込もうと思ったが止めた。そんな時間が有るなら攻撃しなくては。
「ベギラマ!」
しかし声が響くだけ・・・。

モヒカンが金槌を振るう。頭のすれすれを轟音が襲う。

なんとかかわすことが出来たようだ。
しかしこちらにはもう戦う手段がない。

85 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/15 03:02 ID:AqgtlobJ
僕もバブスライム君たちももう諦めかけた時、緑色の物体が宙を浮いた。
だれかがモヒカンに向かって特攻したのだ。
モヒカンの左手を交わし首筋に巻きつく。

あれは・・・紛れもない、バブすけだ!

そして毒攻撃!成功したようだ!
しかしあの状態はまずい。

なんとかしなくっちゃ。なんとかしなくっちゃ。

モヒカンが左手でバブすけをつかむ。
その目は怒りに満ちている。
「バブルスライムの分際でえぇぇぇぇぇぇ!俺様に何をしたぁ!」

「ギラ!ギラ!」
ギラを唱えるも相手にされない。

「そうだ。お前に俺の得意中の得意技を見せてやるよ。正拳突きっていうんだ。かっこいいだろう?」

バブすけが殺される・・・。
あんなに僕によくしてくれたバブすけが。

モヒカンは腰を下ろし、右手を構えた。
左手でバブすけを前放り投げる。

86 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/15 03:08 ID:AqgtlobJ
あきめちゃだめだ!
あきめちゃだめ!
あきめちゃ・・・。

あきめたら・・・友達が・・・死んじゃうんだぞ。
僕なんかの話に付き合ってくれた彼が。

今度は、自然に・・・しかし今までで一番大きな声で呪文を唱える。

「ベギラマ!」

ギラとは比べ物にならない閃熱がモヒカンに向かってゆく!
放り投げられたバブすけの下を通り一直線に!

一瞬何が起こったのか自分でも理解できなかった。
モヒカンが大きな炎に包まれ吹っ飛んでいく。

ベギラマが・・・使えた。
バブルスライムたちが近寄ってくる。

しかしぬか喜びしている暇はなかった。
モヒカンがすぐに立ち上がったのだ。

「熱い・・・熱いぞ畜生!コケにしていやがったな!」

モヒカンが金槌を振り上げて突っ込んでくる。
バブルスライム数匹が足に絡みつく。
すんでのところで金槌をかわす。
バブルスライム君達がいなければ僕はぺちゃんこになっていただろう。

87 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/15 03:10 ID:AqgtlobJ
「ベギラマ!」

再び、ベギラマを唱える!
今度も無事使えたようで再びモヒカンが炎に包まれ吹っ飛んでいく。
しかしモヒカンはすぐに立ち上がる。

「くっさすがにやばいな。」
そうつぶやくとモヒカンはポケットから何かを取り出す。
アモールの水・・・。まずい!回復される!

僕が動き出す前にバブルスライム数体が絡みつく!
しかしモヒカンは気にせずにビンの栓を抜く。

その瞬間バブすけが顔めがけて飛びつく!
目を覆って毒を出す。

今しかない!
「メラ!」
アモールの水を叩き壊す!

モヒカンの体がわなわな震え、怒りをあらわにする。
「糞スライムどもがぁぁぁ!」
バブすけを掴み引き剥がそうとする。

バブすけを離した刹那の瞬間。
一瞬のとき。僕自身もなんでこんなにうまく行動できたのか分からない。

次の瞬間バブすけを離してモヒカンが見た物は
緑あふれる木々でもなく、毒々しい沼の背景でもなく、遠くにいる僕でもなく、僕の顔だった。

88 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/15 03:12 ID:AqgtlobJ
モヒカンの間合い。耐えられたら確実に殺される決死の間合い。
しかし最大の攻撃のチャンス!

「ベギラマ!」

モヒカンの顔面めがけて閃熱がほとばしる!
いままでで一番モヒカンが吹っ飛ぶ。

可哀想な事に自慢のモヒカンはちりちりになって彼の顔は見るも無残なものになってしまった。
きっと今後女の子と仲良くできることはないだろう。

一瞬モヒカンが立ち上がる。
しかしそのまま倒れこんでしまった。

僕達は勝った!

しかし喜んでいる暇はない。敵はもう一人要るのだ。
少し脱力感を感じるがそんなことに構っている暇はない。

魔物使いの方に行くと、既に約半数ものバブルスライムが動けなくなっていた。
生き残ってる者もまるで戦う精気が見えない。
バブルスライム君たちでは奴らに決定的な一撃を与えられないのだ。

89 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/15 03:13 ID:AqgtlobJ
メガネ「まっまさか、あいつがやられたのか。・・・まあいい。お前も俺の手下にしてやろう。」

そこまでいうと鞭を俺を打って来た。
しかしさっきの相手に比べれば大したことがない。
彼もまた僕に決定打を与えることなど出来ないのだから。

「ベギラマ!」
奴のメガネが吹っ飛ぶ。間髪入れずもう一発!
「ベギラマ!」
更に吹っ飛んでいく。どうだ!メガネなし君!

しかし、驚いたことに奴は立ち上がった。
「はあはあ、俺は戦士上がりの魔物使いなんだ。こんな物でやられるか。」

しかしさっきの相手ほどの体力はないはずだ!
「ベギラマ!」

しかし魔法が放たれない。
どうやら使いすぎてしまったようだ。
そういえば脱力感がすごい。

「はっはっは、形勢逆転だな。はあはあ。バブルスライムなんざもういい。お前ら全員殺してやる。」
「まずは貴様だ。」

そういうと元メガネは長い針の付いたきりに持ち替えた。

90 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/15 03:21 ID:AqgtlobJ
まずい・・・。相手を即死させるという毒針だ。
残り少ない魔力で奴を倒すしかない。

こちらから相手に近寄り、毒針を交わす。
さっきの要領だ!
顔面に向かう。今だ!
「ギラ!」

しかし閃熱は元メガネの顔には当たらなかった。
奴の左手で僕ははじかれ、奴の複を少し焦がしただけだ。
力が湧かずもう動けないかもしれない。

奴が近づいてくる。
もうだめだ・・・と思ったその瞬間!
残りのバブルスライムがいっせいに魔物使いに絡みつく!
ある者は足を狙い!有る者は毒針を奪う!

そして誰かが顔面を覆う!毒を出す!
紛れもない!バブすけだ!

「うぁあぁぁぁぁぁ!ああっぅうあ・・・か。」
目を毒でやられた元メガネは力なさげに地面に倒れこむ。

最後はバブルスライム君たちが止めを刺しちゃった。
うーん、役に立たないメタルスライムだなあ。ぼくは。

そこまで考えてほっとすると僕はすぐに気絶した。

91 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/15 16:54 ID:V3T9A84n
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・

92 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/15 16:55 ID:SMZ/xRGZ
┣¨┣¨┣¨┣

93 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/15 19:57 ID:eb7Y3Lc0
はぐりん乙かれ。
>>91-92
何だ何だ?

94 :あらくれ:04/03/16 01:42 ID:iYu9i+Dt
どわーーーーー!かいぶつだーーーー!

あらくれ
http://game5.2ch.net/test/read.cgi/ff/1077725416/



95 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/16 23:48 ID:WxQ30L7C
はぐりん来なかったな…
明日に期待age

96 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/17 01:58 ID:vSkyxLNY
九日目。どうやら一日以上気を失っていたみたい。
目を覚ますと心配そうにバブすけや他のバブルスライムたちが覗き込んできた。
またバブすけに看病させてしまったようだ。

バブすけに聞いた話だと高熱を出していたらしく、八日目には眠りながらふらふらと歩き出そうとしていたらしい。
全く記憶にないんだけどね。
しかも色々と変な言葉をつぶやいていたらしい。う〜ん。恥ずかしいなあ。

まさか、あんなことやあんなことまで!?

まだ頭が痛いので今日はバブすけの家で休ませてもらうことになった。
今日は一日をほとんどバブすけと話して過ごしてしまった。
それだけでなく色々なバブルスライムが訪ねにきてくれたよ。

お礼を言ってもらえて嬉しかったけど最後は足を引っ張ったからまだまだ僕はだめだと思う。

バブすけによるとベギラゴンの流動型メタルスライムは更に西の大きな山に向かって行ったらしい。
こうなったら僕も一刻も早く体を治して追いかけなくっちゃ。

そうそう例の人間二人組みはどうやら命まではとられなかったみたい。
しかしボロボロになって怯えながら帰っていったとのことだからひとまず安心していいと思う。

明日になったらみんなとはお別れになるのか・・・。
そう考えると悲しくて涙が出そうになる。
こうやって別れのごとに泣いていたら水分がなくなってしぼんじゃう。
もっと強くならなくっちゃ。

明日は早いしもう寝よう。お休みなさい。

97 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/17 12:19 ID:H22HpU1C
おわっと、良スレハケーン!!
ガンバーレはぐりん!!
実際はぐりんてこんな感じじゃない?悪そうな子には見えないよ。

98 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/17 21:10 ID:HU+QYlFk
ルビス様からもろた幸せの靴を守ってるとかなんとか…
エエ子(*´Д`*)

99 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/17 22:24 ID:D7MEJlRS
どうなるのかなぁ・・・はぐりん

100 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/17 22:25 ID:gJxtxvtn
(・∀・) ヒャクゥー

101 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/17 22:41 ID:vSkyxLNY
朝になり目が覚める。荷造りの準備をはじめる。

バブすけがやってきて今日は早いねーと言われる。
続いて体は大丈夫と聞かれたので、大丈夫と答える。
実際、体はかなり回復したみたい。
これなら十分旅を続けることが出来ると思う。

朝ごはんをご馳走になり、バブすけやみんなと少し遊ぶ。
そしてその時は来た。
別れの時間だ。

バブすけがまた遊ぼうと言ってくれる。
お世話になったバブすけのお母さんにお礼を言ったら笑っていた。
他のバブルスライム君たちも口々にまた来いよとかありがとうを言ってくれた。

正直、ここを離れたくない。
しかし僕は自分の正体を知りたい。
そして同じ境遇の仲間達に会いたいのだ。

102 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/17 22:43 ID:vSkyxLNY
踏ん切りが付くうちに行ってしまおうと思う。
しかしいざ行こうとすると足が止まり涙が出てくる。
昨日泣きつくしたバスなのに変なの・・・。

いつまでもめそめそしてるわけには行かない!
そう自分に言い聞かせる。
一度振り返りバブルスライム君たちにまた会おうと大声で告げ、猛スピードで西に向かって走り出した。

森を完全に抜けたら歩き出すことにする。
空を見上げると雲一点すら見えない晴天だ。

僕の旅が再び始まる。

ダンスニードルやドラゴンキッズに出会う。
交渉は聞かない。久しぶりの戦闘だ。

誘われてつい踊ってしまったが、無事勝利することが出来た。
火の息が地味に痛かった。

大分歩いた。もう日がくれる。近くに池があるので今日はそこで一休みすることにする。

待ってろ!まだ見ぬメタルスライムたち!

103 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/17 22:49 ID:vSkyxLNY
日にちカウント忘れた(;´Д`)

十日目・・・と。

そして最近忙しくなってきたので書き込む頻度が減りそうです。
最低週に1、2回は書き込みたいと思うのですがどうなるか分かりません。
突然で申し訳ないです。

そのため一日の行動が途切れる日も来るかもしれません。
ゆっくりでも構わないという方だけ今後も読んでやってください。
それじゃあまずいという方はとりあえず上記でキリがいいところまで書けたので、ここで終わりということにしてください。

中途半端ですみません。

104 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/17 23:38 ID:xx+7dyFU
文章なんてそんな簡単に書ける物ではないと思うし
はぐりんさんのペースでいいとおもいます。

105 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/17 23:56 ID:A+y2VTAG
無理しないでいいから、また来てねはぐりん。
のんびり待ってるからさ。

106 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/18 00:10 ID:uqJMf7QL
マターリ楽しみにさせていただいてもす
応援sage

107 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/18 01:03 ID:bK95R7sk
>102 はぐりん
3行目:昨日泣きつくしたはずなのに
4行目:いつまでもめそめそしてるわけにはいかない!
11行目:交渉は利かない(効かない)
やっぱり忙しさと疲れが出てきたのかな?
ゆっくりでもいいんでじっくりと時間をかけて考えてください
細かい指摘ばかりですんません

108 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/18 01:56 ID:1gnnT3Xg
はぐりんってヤローつまんねぇからマジで、デブヲタヒキははよシネや

109 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/18 03:24 ID:ix7xWEE6
お前のレスよりは百倍面白いよ。

110 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/18 08:27 ID:1gnnT3Xg
はぐりんつまらねぇよつまらねぇよはよ気付よはよ気付よ反吐がでるマジで

111 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/18 11:00 ID:FPv8nIoY
>>108>>110
はぐりん一人で持ちこたえているこのスレにわざわざ来るお前等が異常。

112 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/18 12:00 ID:jEdDpCgL


113 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/18 12:05 ID:+V3NCKPW
>>111
まあまあ、そんな奴にレス返さなくても良いから〜

114 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/19 16:37 ID:3XHiBfMo
十一日目。
朝目がさめたら、喉が乾いていたので池の水を飲む。
うん、おいしい♪

スライムには水分が大切だなあ。水を飲むだけで幸せな気分になれる。

次に顔を洗おうとすると、水面がごぼごぼと音を立てる。
あれ、何か居る?

水しぶきと一緒に姿を現したのは、スライム族のように見えてスライム族じゃない、しびれくらげ君だ。
彼は僕らの仲間じゃないのかなあ。よくわからない。

んー、でもしびれくらげは海に住むと聞いたけど・・・でも目の前に居る・・・。
とにかく話しかけてみることにする。
「こんにちは。僕メタルスライムのはぐリンです。」

しびれくらげ「・・・。」

「勝手に水飲んでごめんなさい。」

しびれくらげ「前と大分口調が違うな。」
「おちょくっているのか?」
「それとも僕のことは忘れたというのかい。失礼な。」

インテリ風にしゃべりだす彼はまるで僕の事を知っているかのようだ。

115 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/19 16:38 ID:3XHiBfMo
「他の方と間違えてませんか?他に僕のようなメタルスライムに会った事があるんですか!?」

しびれくらげ「君で三匹目だよ。泣き虫な奴と威張り散らしてる奴と・・・今度は丁寧な子供か。」
「彼らはどちらも西の山に向かって行ったよ。」
「あの山で何かあるのかい?」

「ありがとうございます。やっぱりこっちであってるんだ。僕は他の仲間を探しているんです。」
「それに、一匹じゃなくてもう一匹居るなんて!」

しびれくらげ「そうかい。まあがんばりたまえ。」
「・・・ふん。前の奴だったらしびれさせてやったものを。」

そこまでいうとしびれくらげ君は関心なさそうにぶくぶくと沈んでいった。
偉そうだけど話の分かるモンスターでよかった。

そしてこれで確証を得られたぞ!
このまま西に向かっていこう。

襲ってくるダンスニードルやドラゴンキッズを倒しながら前に進んでいく。
夕方になり日が暮れてきた頃には、「西の山」が見えてきた。
今日はここらで休むことにする。明日には着くだろう。

しかし・・・なんというべきだろうか・・・一言で言うなら・・・大きい山だ。
あの広大な山でメタルスライムたちを見つけることが出来るだろうか。
いや、見つけなくては。

116 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/19 16:44 ID:3XHiBfMo
色々と応援ありがとうございます(ノД`)
とりあえずマイペースで書かせていただきます。

それと誤字の注意もありがとうございます。
最近忙しいこともあるのですが、昔から誤字脱字は多い方の人間なので見つけたら遠慮なく言って下さい。

否定的な意見も甘んじて受けますのでどうぞ。
自分でハッとする様な意見は参考にさせていただきます。

あと最初の頃のメール欄にも書きましたが、DQ4のはぐれメタルはメラ使ったりします。
5,6の仲間時だけじゃすぐに呪文が切れそうなので使えそうなものは使おうと考えてます。

117 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/19 16:57 ID:rHs1HN82
まぁ適当に頑張ってくれ。漏れも適当に応援してるから。

118 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/19 18:38 ID:H3Ugk15v
そうだね、期待かけすぎるのも作者さんに酷。
適当に、自分のイイ感じで書いて頂戴>作者さん。

119 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/20 15:00 ID:w4dPXQT4
はぐりんってはぐれメタル?
それともメタルスライム?
まさかめぐれメタル?

120 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/22 17:31 ID:+bqm6TSd
自分をメタルスライムと思い込んでるはぐれメタルの話?まさか混血?

121 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/22 22:57 ID:4Txi1zCF
ワクワク...

122 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/27 00:23 ID:lDY+9HYa
十二日目。昼にやっと山に着く。
木々が多く、一部紅葉もしているようで気分が良くなる山だ。

しかし遠くから見たときに思ったとおりなんとも広大だ!
この中にメタルスライムたちが居るのだろうか。
まずは情報収集しなくては。

山を歩いているとドラゴンキッズに出会う。
戦闘になるかと思いきや僕を見てなんとも驚いた顔をしている。

「はじめまして。」
黙ったままというのも気まずいので声をかけてみる。

「からかってるのか?」
「たった今山の奥へ向かって行ったばかりだろう。」

まるでしびれくらげに会ったときの様な事を言われる・・・しかし!
「たった今ですか!?」
「僕その人たちを探しているんです。」

「別の奴か・・・。確かにあいつにそんな丁寧な話は出来ないだろうねぇ。」
「お前達の異常な強さは知ってるさ。さっさと行くといいよ。」

やはりこの山に居るみたい。
実際に会えるかもしれないと思うと嬉しさと共に不安がやってくる。
彼らは僕を受け入れてくるだろうか。

早足で奥を目指しているとイエティの集団に会う。
でかい!
しかし雪が無いこんなところで彼らは生活できているのだろうか。

123 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/27 00:25 ID:lDY+9HYa
話しかけようとした矢先にその中の一匹がおたけびを上げた。
びっくりして僕はすくみ上がってしまう。
その隙に残りのイエティたちが襲い掛かってくる!

思いっきり殴ってくる者も居れば、冷たい息を吐いてくる者もいる。
痛い思いをしながらも間合いを取り呪文を唱える!

が唱えようとした瞬間またおたけびを上げられる!
二度目ではあるがやっぱりこわい。
こっちは叫び声を上げてしまう。

更に叩かれて吹っ飛ばされる。
これでは反撃する前にやられてしまう!

こわくない、こわくないぞっ!
自分にそう言い聞かせる。
しかしやっぱりすくみ上ってしまう。何度聞いてもこわいものはこわい。

おたけびを上げていたイエティがこちらの様子を覗っている。
よし、こうなったら・・・。
僕は力尽きたかのように倒れこんで見せる。
おたけびを上げていたイエティが止めとばかりに突っ込んできた。

124 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/03/27 00:27 ID:lDY+9HYa
チャンスだ!

「ベギラマ!」
イエティたちが炎に包まれる。
しかし体力があるみたいでまだこちらに向かってくる。

「ベギラマ!」
更にもう一発唱えることで何とか倒すことが出来たようだ。

こんな変わった攻撃をしてくるモンスターも居るなんて・・・。
彼らの戦い方を見て僕はこの山に少し不気味さを感じてしまった。

戦いが長引いたため日が暮れてきた。
しかも歩けど歩けど登っている気がしない。
暗さも相まって迷ってしまったようだ。

悔しいが今夜はここで眠ろう。

125 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/27 00:31 ID:lDY+9HYa
ずっと書いてなくてスマソ。
またしばらく書けないかもしれないっす。

あとばくりんは旅に出るまでは
ほとんど自分の知ってる世界にしか居なかったのではぐれメタルという種族を知らないという設定のつもりです。
直接的にはそう書いてないので分かりづらくて申し訳ないです。

はぐれメタルはメタルスライムの突然変異で生まれるという話を聞いたことがあるのでその設定を使っています。


126 :107:04/03/27 01:44 ID:VOt6Qew1
>>125 ばくりんになってるよ

時間なんか気にせずにゆっくりと書いてください
みんな応援してますよ!!age

127 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/27 10:03 ID:2TDTh508
荒らし防止の為にさげましょう

128 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/27 21:43 ID:0fvzHFVX
はぐりん(*´Д`)ハァハァスキヨ
だから仲間になってくれ…(DQ5

129 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/27 23:37 ID:2TDTh508
ばぶすけ...!!

130 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/30 13:51 ID:lgYHNT0j
頑張れ〜!

131 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/31 11:07 ID:Q3Jn3Ree
田淵〜!

132 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/01 01:40 ID:8Tsp3oaG
十三日目。
朝日が目に入りぼやけた頭を起こす。
太陽の光で辺りが照らされ道が分かりやすくなってる!
これなら登れるかもしれない。

ゆっくりとだが確実に歩みを進めていく。
山を登るに連れて胸の鼓動が高まってくのが分かる。
不安と期待の混じった不思議な気持ち。
ドキドキ。

途中でイエティたちにまた襲われるも無事追い払う。
つづけて空を浮かんでいる一つ目の植物に出会う。
うろ覚えだがふゆうじゅというモンスターだろうか。

空に持ち上げられて落とされたときはびっくりしたが冷静に対処すれば何とか逃げることに成功した。
ここらでは今まで見なかったモンスターを見るなあ。

その後も複数のモンスターと戦ったが無事頂上付近に出ることが出来た。
しかし自分のようなモンスターは愚か固形のメタルスライムすら見ていない。
ぐすん。もしかして担がれていたのだろうか。

しかし諦めるのはまだ早い!
仲間に会いたくてここまで来たのだ。
簡単に諦めるなんて愚か者のすることだ。
そう自分に叱咤すると付近を探索することにする。

すると大きな洞穴を見つけることが出来た!
奥が深いようだ。

133 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/01 01:42 ID:8Tsp3oaG
怖かったけれど意を決して乗り込むことにする。
そうだ。一応声をかけたほうがいいに違いない。

「こんにちは。お邪魔します。」

返事は無い。いや、奥のほうで何か声が聞こえた気がする。
勘違いだろうか。いや、やはり何か聞こえる。

その方向へ走ってく。
もしかして、だれか、だれか呼びかけに応じてくれたのだろうか!?

音のした方に行って見ると・・・
なんだ。川と滝が有るだけだ。
滝の音を声だと勘違いしたのだ。

涙が出そうになる。しかし頭を振り、探索を続けようと気を取り直す。
その時!後ろで何かが動く音がした!
ハッとして僕は後ろを振り返る!

僕は一瞬叫び声を挙げそうになってしまった。
目の前には一匹僕のようなモンスターがこちらを覗っていたからだ!

134 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/01 01:43 ID:8Tsp3oaG
すみません。最初にトリップ付け忘れてしまいました。
そしてとても申し訳ないことなのですが、今日は中途半端なところで終わりです。
続きはまた後日。

135 :107:04/04/01 02:09 ID:/aRh8RjT
今回はミスがなかったようです
喜ばしい限りですね

続きが気になるその終わり方がドラマっぽくて良い
でも急がず焦らず自分のペースでやって下さい

136 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/06 01:24 ID:CK3O34QY
十三日午後。

どっどうしよう。どきどき。
とりあえず声を掛けてみないことには始まらない。

「こっこんにちは。僕はぐりんといいます。」

・・・へんじがない。小刻みに震えている。
体の調子が悪いのだろうか。いや、これは、なんというか、まるで、その・・・殺気に満ちた目をしている。

にっこりと笑い返そうとしたその時、
「やっと会えたな。まさかお前の方からやって来てくれるとは。意外だよ。」

どこからか緑色の物体を二つ出す。大き目のピアスだろうか。
「ここに探し物があるのかい?それとも俺やスタスタと決着を付けにきてくれたのかい?」

まるでナイフを扱うように両側に持つ。
「そんなことはどうだっていいんだよ。なあ、ゆうぅぅぅぼぉぉおおおおお!」

そこまでいうと彼は素早くこちらに襲い掛かってくる!
何が何だか分からない。
しかしはっきりと言える事は彼が敵意を持っているということだ。

はやい!僕より一段ははやい!
仕方ない!
「ベギラマァァ!」

閃熱がメタルスライムを襲う!
しかし、しまった。彼もやはり僕のように魔法が効かない体質なのだ。
何もなかったかのように彼は僕の目の前に現れる。

137 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/06 01:26 ID:CK3O34QY
攻撃をかわそうとしたその瞬間、強烈な一撃を左側から入れられる!
やはり彼の方が早い!
しかも僕が体制を整える前に右側から追撃が!

痛みはそこまででは無いものの思いっきり吹っ飛ばされてしまう。
立ち上がり、彼の方を見ると・・・既にいないっ!
左側から彼が迫ってくる!

「待ってください。待って・・・。」

「呪文を使うならこうだろ?」
そういうと彼は大きな輝きを見せる。
これは・・・まさか、そんな、いや僕には魔法は効かない。安心して大丈夫だ!

「イオナズン!」

!!!・・・どうなった!?
ダメージは無いが、身動きが取れない。
そうか、空中に吹っ飛ばされたんだ。
洞窟の一部が崩れる。地響きがやまない。こんな呪文を持ってるなんて!
しかもただ撃つのではなく、下に向かって撃つことで僕をふっ飛ばしたんだ。

・・・僕とは実力が違いすぎる。
勢いが強く、思いっきり天井に叩き付けられる!いたい!
しかしそんなことは言ってられない。彼は何処に!?

138 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/06 01:28 ID:CK3O34QY
・・・!
真下だ!真下から飛び上がって来た・・・。
このままじゃ間違いなくやられる!

相手を吹っ飛ばせれば何とかなるかもしれない。
「イオラ!」
何もおきない。
「くっイオォ!」
彼の前方で爆発が起こる。

軌道をずらしたおかげで右の一撃は受けたものの左の一撃は受けないで済んだみたい。
でも・・・もうまずい。よろける。
彼が更に向かってくる。

「お願いです!もうやめてください!」
ぼくはそういうと身を固めて目を閉じ、顔を下にやった。

緑色の物体が情け容赦なく襲い掛かってくる。
一撃打たれる。
もう一撃が来る!そう思った。

139 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/06 01:30 ID:CK3O34QY
しかし何もおきない。そっと顔を上げて目を開ける。
彼は鬼のような形相で僕を睨んでいる。振り上げられた拳は僕の頭3pのところで止まっている。
まじかで見て気づいたが、彼は僕と似ているものの顔は少し違う。
まるで大きな修羅場を何度も潜り抜けてきたみたいだ。

「・・・止めをさす前に話ぐらいは聞いてやる。」
「いつものおまえにしては弱すぎる。探し物が見つかったから死んでも満足なのか。」

僕は慎重に言葉を選ぶ。
「僕ははぐりんです。誰かと間違えていませ・・・いらっしゃいませんか?」

彼の顔がますます酷くなる。怒りが爆発しそうな感じだ。
「俺をおちょくって死ぬか。それもいい。バカが。声も顔も体格も・・・瓜二つだぜ。」

彼の手が震えている。よほど逆鱗に触れてしまったらしい。
「そうやって他人の振りをして俺を背後から刺す気か?」

なにか・・・なにか言わないと。
「信じられないかもしれませんが。僕は本当に別人なんです。」
「敵意なんてありません。うっ、えっと、・・・。」

「もういいだろう。さよならだ。」
彼はそういって拳を高く振り上げる。

140 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/06 01:31 ID:CK3O34QY
「そうだ!ぼく、バブすけを知ってますよ!」

彼の動きが止まる。

「バブすけと森で会いました。友達になったんです。一緒に人間を追い払いました。」
「ベギラゴンで彼を助けたのはあなた様ですよね?」

彼はまだ、疑いのまなざしをしている。
しかしその目に先程までの殺気は無い。
あくまで先程までの・・・だけど。

「ゆうぼうなら・・・そのことを知るはずがねぇ。」
「そういえばイオラを撃てなかったな。本当にあいつじゃないのか。」

「はい、そうです!」

「くそ、あいつにはそんな丁寧な言葉遣いも、輝いた目も出来ないだろうな。」

そういうと彼は薬草を出してくれた。
「すまない。早とちりしていたようだ。」

141 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/06 01:32 ID:CK3O34QY
「しかしそれだけではおまえがあいつではない証拠にはならねぇ。」
「まだ疑わせてもらうぜ。」

「その・・・似た人とと何かあったんですか?」
僕は薬草をむさぼりながら聞く。

「・・・あまり巻き込みたくは無いが、襲った以上は説明する義務は・・・あるか。」

彼は続けてしゃべろうとしたが、次の瞬間起きたことが彼の口を黙らせてしまった。

洞窟の外で大きな爆発音が聞こえる!
続けざまに燃え上がるような音!
更にもう一回!

「あの馬鹿・・・。まさか。」
彼はそういって洞窟の外に走り出した。

142 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/06 01:35 ID:CK3O34QY
スマソ。また途中です。
まったり読んでいただければ幸いです。

それと俺はまだやってないのですが、リメイク5でははぐれメタルが強化されたらしいですね。
素晴らしい。

143 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/06 02:13 ID:J8iYu+Yk
仲間にならんくて泣きそうだよはぐりん
はぐりんが強化されすぎたのか俺のリアルラックがなさ杉るのか
後者だろうな('A`)

144 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/08 00:42 ID:bcOK2epi
>>142
今回長かったね、乙カレーション。今回も面白かったよ。楽しかった。
あと
>>137
>これは・・・まさか、そんな、いや僕には魔法は効かない。
魔法→呪文だよね?

145 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/10 19:11 ID:DYbidbbW
>>144
それって3の魔法使いを呪文使いって言ってる様なもの。
そんなところまで気にする必要ないと思われ。


あと107の小ミス(変換ミスとか文法ミス)の仕方は明らかに見下してるような感じで指摘してて読んでて萎える。
お前は何様なんだ、はぐりんはお前の為にSS書いてるんじゃないんだぞ、と言いたい。

146 :107:04/04/11 19:50 ID:BG7umcfi
御指摘どうも
見下してはいない(つもり)だけど荒らすような奴にツッコまれるよりも
先に注意しておき以後のレスで生かしてもらいたい訳だ

まぁ俺が荒れる元になってもしょうがないのでこれからはやめますよ

147 :ハグレメタル:04/04/11 21:40 ID:FyF2zIu4
             °+
            。゜〜⌒ーっ  ニゲルノマンドクセ
           こ  'A` _つ   
            こ__⊃

148 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/11 21:48 ID:7RVZl3OI
やる気ないはぐりんなんぞいらん!!!

149 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/11 23:07 ID:QlgNkXnK
             °+
            。゜〜⌒ーっ  ニゲルイイ!
           こ  ・∀・ _つ   
            こ__⊃

150 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/11 23:32 ID:Q9KbbWfA
>>145
なるほど、確かに魔法使いだもんな。

いや、
DQ=呪文
FF=魔法
ってずっと思ってたもんで。

151 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/14 00:43 ID:1rxkpjTA
彼の後に続いて洞窟を出る。
遠くで煙の上がっているのでそこまで走る。
さっきのメタルスライムを見つけた。・・・震えている?

するとそこには鳥肌の立つような後景が広がっていた。

大きくえぐり取られたような大地。
一部の木々は根元から折れて倒れており、また一部の木々は炎を上げて燃えていた。

そして無残にも積み重ねられたイエティの死体が木々の代わりに辺りに影を作っていたのである。
10匹・・・いや20匹は居ようか。
僕はあまりの惨劇に口が開いて動けない。

するとその影から震えながら何かがやってくる。
僕と同じくらいの大きさだ。
えっ・・・
そう。そこに居たのも流動型のメタルスライムであったのである。

顔は少し細長く目は怯えている。

さっきのメタルスライムの方が話しかける。いや、怒鳴りかける。
「なんでいつもこうなんだ!」
「自分の家の近くのモンスターまで怖がってるんじゃない!」
「自分の力を良く考えろ!帰るところがなくなるぞ!」

152 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/14 00:46 ID:1rxkpjTA
もう一体のメタルスライムは泣きながら答える。
「だって、だって・・・。僕は止めてって言ったんだよ。」
「何度も謝ったんだよ。」
「何十体のモンスターに囲まれて怖くて仕方なかったんだよ。」
「あのおたけびは怖いよ。酷いよ。止めないんだよ。」

そこまでいうと彼は顔を伏せて泣き出してしまった。
彼がこの惨劇を起こしたのだろうか。そうには見えないがそう考えるしかない。

しかし彼の気持ちは分かる。僕もここのイエティには手を焼かされたし、怖かった。
慰めようと近づいて話しかける。
「あのおたけびは怖いよね。仕方ないよ。」
「でも次からやり過ぎないように気をつけるといいと思うよ。」

話しかけた僕を見てもう一体のメタルスライムが「あっ」て顔をする。
僕の言葉を聞いて彼が顔を上げる。輝いたつぶらな瞳だ。

が、その瞳が一瞬で凍る。
そしてその瞬間辺りに響き渡る大きな悲鳴。

そして更に次の瞬間、彼は大声でこう叫んだ。
「ぁぁぁあああ。消えろぉぉ。ベギラゴォォォン!」

153 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/14 00:49 ID:1rxkpjTA
次の瞬間吹っ飛ぶ僕。
飛びながら、うかつだったなあと反省する。
ゴォンと大きな音を立てて木にぶつかる。痛い。
大きなたんこぶが出来たみたい。

もう一体のメタルスライムの声が響き渡る。
「バカやろう。あれはゆうぼうじゃない。よく見てみろ!」
「たぶん・・・な。」

自己弁護する前に弁解してくれてありがとう。
でも貴方様もほんの十分程前まで信じてくれなかったよね。
よく見てくれてなかったよね。なんだか涙が出てくるよ。

しかしそんなことを思っている暇は無いことに気が付いた。
今の閃熱が周りの木々に飛び火したのだ。

数本が大きく燃え上がっている。
小さく燃えていたほかの木とは違う。まずい。これは山火事になるかも・・・。

二人もそのことに気づいたみたいでこちらに駆け寄ってくる。

154 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/14 00:51 ID:1rxkpjTA
「まったく。今日は厄日だぜ。」
「あの、ごっごめんなさい。でも、本当にゆうぼうじゃないの?そっくり・・・。」
「これはまずいな。川は遠いし、もし近くにあったとしても俺らだけじゃどうしようもないぞ。」
「僕の家が。育った山が〜。」

そこまでいうとまた一匹が泣き出してしまった。

どうしよう。彼らの言うとおり僕らに出来ることといったら呪文を唱えることくらい。
かといって水を出すことは出来ない。
メタルスライムが水を操るなんて聞いたことが無い。

とうすればいい。僕は考えながら歩き出す。
そのうちにも炎は次々と移っていく。

「仕方ない。逃げるぞ。酸素がなくなったらおしまいだ。」
と一匹が言う。
冷静な判断だ。僕らは炎にはやられないが、息が出来なくなっても生きているとは限らない。
ここにとどまるのは危険が大きい。

せめて火が移るのを止めれたら。
しかし水は扱えないし、同様に木々を操る呪文なんてのも聞いたことが無い。

155 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/14 00:53 ID:1rxkpjTA
いや・・・まてよ。
僕はそこまで考えて閃いた。
木々を操る必要なんて無い。木々を消してしまえばいいのだ。一部ごっそりと。

僕は燃えている木の周り、つまり燃えて無い木に向かって呪文を唱える。
「イオ!」
爆発が起こり、木の一部が欠ける。焦げ目こそつくものの爆発なら炎までは出ない!

「イオ!イオ!」
三発目でやっと一本の木を倒すことが出来た。
更に「イオ!」と唱え木を一メートルほど飛ばす。

考えは悪くないのだが今ひとつ効率が悪い。

とその様子を見てたメタルスライムが話しかけてくる。
「それだ。いいとこに気が付くな。どいてな。おいお前もやるんだ。」
そういうと彼らは炎を中心に散って口々に呪文を唱えた。

「イオナズン!」

大きな爆発音と共に燃えてる木の周りが見事に吹っ飛ぶ。
これなら火が広がることは無い。燃え移ることは無いのだから。

156 :はぐりん  ◆F/WveZadCU :04/04/14 00:54 ID:1rxkpjTA
ただ、その、言うべきか迷うけど、この威力だったら燃えてる木に撃っても良かったんじゃあ・・・。
うーん。燃えたまま散らばったかなあ。爆風で炎自体が消えそうなのだけど。
そう思ったが口にしないことにした。

考えているうちに顔の細いメタルスライムがやってくる。
「ありがとう。おかげで大切な山が救われたよ!」
「僕の名前はスタスタ。よろしくね。」
そこまでいうと彼はまた泣き出してしまった。

僕より泣き虫かもしれない。えへへ。

「俺ははぐメタだ。よろしくな。」

そういってもう一体のメタルスライムも声を掛けてくる。

どうやら少しは僕のことを認めてもらえたみたい。

しかし今日は疲れた一日だったなあ。
でもこれ以上無いほどの収穫があった一日だった。

157 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/14 01:01 ID:1rxkpjTA
>>144-146
まずは訂正ありがとです。
魔法でなくて呪文ですね。
ドラクエだとやっぱりそっちの方がしっくり来ると思います。
ただ、確かに職業では魔法使い(w

あとフォローもありがとうございます。
SSと呼べるほどのものではないですが、やっぱり多くの人に読んでもらえると嬉しいです。

ただ、先に書いたように自分で誤字脱字が多いのを自認していますので見つけたら細かいことでも教えていただけると助かります。
口調もそんなに気にならなかったので遠慮なくどうぞです。

158 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/14 01:17 ID:NdntuN5p
誤字なんて別に2chならにちじょうちゃはんじ(←何故かry)だろ?
気にするな

159 :107:04/04/15 00:15 ID:tig6+bRF
>>158
にちじょうさはんじ(日常茶飯事)
もう誤字注意はやめます

160 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/15 21:13 ID:jWP0lN0O
良スレ発見!
はぐりん  ◆F/WveZadCU さん頑張ってください

最下層なんでageさせてもらいますね

161 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/15 21:29 ID:9J8TVNkE
mata-ri sage

162 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/15 21:32 ID:ogYqC05M
ぼくは昔メタルライダーを乗せたたメタルスライムだったんだ。
あいつの重みで潰れてはぐれメタルになったんだ!(・Д・)bイェーィ

163 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/15 22:03 ID:HDSw4U4l
なんか面白いぞ

164 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/15 23:20 ID:TBYIwcjP
>>162
それでは固体→液体の説明がつかないではないか。

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